■「フクシマの真実と内部被曝」小野俊一
酸素分子などすべての分子は100電子ボルト以下のエネルギーである。
そこに270万電子ボルトのウラニウム分子が入ると細胞は崩壊する。これが様々な症状の原因となる。
その細胞は寿命が来たら死ぬが自分と同じ細胞を二個残す。そしてがんになる。
内部被曝というとがんや白血病がクローズアップされるが、本当に怖いのは個々の細胞の死であり、もし心臓に起きたら心不全(突然死)、脳に起きたら脳卒中、軽度の場合は中枢神経障害による記憶力の減退、倦怠感などが起こる。
震災後の突然死・脳卒中の増加は東北大学の下川宏明医師が日本循環器学会で発表した。
内部被曝の恐ろしさを示す「ペトカウ効果」:長時間、低線量放射線を照射する方が、高線量放射線を瞬間放射するよりたやすく細胞膜を破壊する
■「低線量被曝の危険性」医療問題研究会
細胞が死ななくとも、血管の透過性が高まり、皮膚や粘膜が充血し、発疹ができたり、鼻血が出たり、頭痛やめまいが起こることが考えられる。同時に体の反応として化学物質が出て、腸管の運動が亢進し、下痢や腹痛、嘔吐が出たりする。
■「内部被曝からいのちを守る」市民と科学者の内部被曝問題研究会
チェルノブイリ事故後、1998年にゴメリ地方住民に行われた病理解剖時のセシウム137の臓器別測定値セシウム137は甲状腺にもっとも高濃度に蓄積、次いで骨格筋、小腸、心筋と続く。
セシウム、ストロンチウム、ヨウ素などベータ線を出す原子を含む放射性の埃が食べ物と一緒に体内に入った場合、被曝=分子切断を行いながら食べ物と一緒に移動し、腸管から吸収される。薄い腸壁の膜に深刻な障害を与えて下痢を引き起こす。
ストロンチウムはカルシウムと似た性質を持ち、骨や歯に取り入れられやすい。骨に沈着した各種が排出されて半分になるまで50年かかる。
生命機能分子を切断した結果は「原爆ぶらぶら病」と呼ばれる慢性的疲労感、倦怠感、行動が長続きしないなどの健康被害を与える。
■木下黄太氏のブログ「専門医の手記」より編集
被曝とは細胞死とDNAの損傷である。
<鼻血、のどの痛み、咳>
放射性物質により鼻腔粘膜の細胞死数が増え、炎症が起きる。粘膜は数日で元に戻るが、日々放射性物質を吸収していれば炎症が続き、特に副鼻腔に蓄積すると排出が困難なため副鼻腔炎を起こし、細菌感染しやすくなる。
上咽頭まで炎症が起きれば咳が出る。鼻血は初期で止まる。止まらない場合は空気中の粉じんに付着している放射性物質量が多いと推定される。
<皮膚、爪、指先痛など>
初期には放射性物質が皮膚のしわ、指の爪の間に溜まり、皮膚炎、爪の割れ、さかむけなどが起きる。
体内への蓄積量が増えると、指先では末梢神経炎のような鋭い痛み、皮膚の発赤、気道感染が多くあらわれる。
<腹痛、下痢など>
食事等での放射性物質を取り込むと、消化器、特に腸の粘膜にダメージが多くなり、軽度で続く下痢、軽い腹部の痛みが起き、毒性の強くない細菌による食中毒様の症状を起こすことがある。
<生理>
内部被曝が高い場合、内分泌系に異常が起き、体重減少や生理の遅滞、生理の異常が起きる。だるさを感じ始める。
体内への蓄積が多くなると、造血細胞群の機能低下が起きる。各血球のバランスが変わる前に、血液凝固因子が減り、出血が止まりにくくなり、線溶系も異常を来す。生理で出血量が多く、経血の様子も普段と異なってくる。
<妊娠での問題>
胚の段階では初期流産につながる。分化が起きている時期での被曝は、四肢や指の分化不全を起こすことがある。流産にならないこともままある。
妊娠後期では、内分泌にダメージがあれば生後の知能と成長が良くはなくなる。
<免疫の低下>
内部被曝線量の高い方々では、免疫の低下はすでにある。症状の出方は個人差があるが、最初は上気道感染と腸管感染が主。副鼻腔炎から中耳の炎症を起こすこともある。
免疫を落とすステロイドの使用は注意すること。
<甲状腺機能低下>
甲状腺の機能低下は、だるさを感じるような状態になるまで、自覚症状がない。腫れも圧迫感もない。
甲状腺ホルモンのレベルが大きく低下すれば、甲状腺刺激ホルモンが多く分泌され、甲状腺が肥大してくる。
<うつ、倦怠感、知覚異常>
内分泌系障害でうつと倦怠感がでる。こうなると小児の障害は想像を絶するレベルとなり、中年では網膜の損傷によって、部屋が暗く感じる、記憶力の低下、性格の変化など知覚異常が発生する。
基本的に被ばく量を減らすことが最も重要で、次が排泄の促進である。
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